骨董品 希少 ファッション 江戸元文小判金 七福小判 小吉 1736-1818年 古銭 鑑定書

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商品情報

元文元年(1736年)から通用した、一両の額面を持つ小判です。
享保小判よりも金量は減っていますが、82年間も流通させることに成功しました。
裏面右上には鋳造された時代を示す「文」の字が真書体で刻印されています。
このことから真文小判とも呼ばれます。
刻印が「元」でないのは、元禄小判と被らないようにしたためです。
また、裏面左下に「大吉、小吉、堺長、馬神、久吉、守神、久長」の刻印があるものは七福小判と呼ばれ、縁起が良いとされています。
本商品は小吉となります。

御存じのとおり、金座人と棟梁の験極印の組み合わせで、大吉(献上・偶然)・小吉のほかに、七福(神)として
大吉が大黒天。
小吉が恵比寿。
馬神が弁財天。
久吉が福禄寿。
堺長(堺の長者の意味)が毘沙門天。
久長が布袋和尚。
守神が寿老人
の験担ぎが、流行りました。
文政・天保小判金の中で、一般の流通用と比べて、明らかに端正に作られた小判が、極希に確認されています。組み合わせて献上されたものと云われています。

七 福 神 の 由 来
七福神とは、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿天(えびすてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の七つの神様の総称です。「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に合致して民間信仰の最も完全な形となって育てられてきました。特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に今も生き続けてきたのです。

小吉(恵比寿)

七福神中で唯一の日本の神様。いざなみ、いざなぎの二神の第三子といわれ、満三歳になっても歩かなかったため、船に乗せられ捨てられてしまい、やがて漂着した浜の人々の手によって手厚く祀れれたのが、信仰のはじまりと伝えられている。左手に鯛をかかえ右手に釣竿を持った親しみ深いお姿の、漁業の神で、特に商売繁昌の神様としても信仰が厚い。

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